令和元年度 総会・研修会 福岡大会報告

令和元年7月18・19日の2日間、福岡市アークホテルロイヤル福岡天神を会場に、「今こそ私学から発信~教育が未来を拓く~21世紀(あす)を担う子どもたちのために~」をテーマに、日私学保連令和元年度総会・研修会が開催された。ご来賓として、浮島智子文部科学副大臣をはじめ、公務のためご欠席の小川洋福岡県知事に代わり大曲昭恵副知事、同じく公務のためご欠席の栗原渉福岡県議会議長に代わり渡辺勝将県議会文教委員会委員長、吉田晋日本私立私立中学高等学校連合会会長の他、九州地区私立中高協議会会長
、福岡県・熊本県私学協会会長のご臨席を賜り、全国各地より保護者会代表ら約140名が出席した。

会長挨拶

門傳英慈 会長門傳英慈 会長
日私学保連
門傳英慈 会長

最初に門傳会長より、「本日は、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、日私学保連の令和元年度総会・研修
会を『令和』にゆかりのここ『福岡』の地で開催できることを誠に光栄に存じている。本会は公私間格差の
是正を目的に『教育は私学から』を合言葉に活動している。教育こそがわが国を立て直す一番の近道である
。この総会・研修会を期にさらに私学が必要とされ、発展することを祈念している」と挨拶があった。

開催地区代表挨拶

合屋伸好 会長
福岡県私立中学高等学校保護者会連合会
合屋伸好 会長
次に開催地区を代表し、福岡県の合屋会長より「九州地区が担当するのは平成21年の長崎大会以来10年目で、元号が平成から令和に変わり初めての総会をここ福岡で開催できることを光栄に存ずる。本会の使命は、私学に対する地方交付税や経常費助成等の拡充に伴う公私間格差の是正である。福岡県私学保護者会では、私学協会とともに、500万人の人口に対し35万人の署名を集め、県議会を通して国への要望を行っている。世界に羽ばたく子供たちのためにできる限りの応援をしていきたい」と挨拶があった。

来賓祝辞

ご来賓4名から祝辞を頂戴した。
浮島智子 様大曲昭恵 様
浮島智子 文部科学副大臣
大曲昭恵 福岡県副知事

最初に、浮島智子文部科学副大臣より、「先日、川崎で発生した児童殺傷事件のような悲惨な事件を二度と起こさないよう、文科省として登下校時の児童、生徒の安全確保について国が前面に立って地域と手を携えながら子供たちの安全対策をしっかり進めて参りたい。また、厳しい財政状況の下ではあるが、今後とも私学助成の充実、税制上の優遇措置をはじめとした私立学校の振興方策の推進についてしっかりと取り組んでいきたい」と挨拶があった。
続いて、大曲昭恵福岡副知事が公務のためご欠席の小川洋福岡県知事の祝辞を代読し、「子供たちは地域社会、わが国にとって大切な宝であり、私学教育は独自の建学の精神に基づいた教育理解の下、子供たちの個性や協調性が発揮できる教育環境を整備し、多くの優秀な人材を輩出するなど地域の教育の拠点として重要な役割を果たされている。福岡県では私立学校の発展、保護者の皆様の教育費の負担軽減のため、運営補助や所得に応じた授業料の減免や助成など支援を充実していきたい」と挨拶した。
渡辺勝将 福岡県議会文教委員会委員長吉田晋 日本私立中学高等学校連合会会長
渡辺勝将 福岡県議会文教委員会委員長  
吉田晋 日本私立中学高等学校連合会会長

次に、渡辺勝将福岡県議会文教委員会委員長が、公務のためご欠席の栗原渉福岡県議会議長の祝辞を代読し、「少子化の影響で私学を取り巻く経営環境は年々厳しさを増している。例年、福岡県議会では福岡県私学保護者会からの私立小中高等学校への助成制度の拡充等に関する請願を採択しており、国に対し意見書を提出している。今後とも重要な役割を果たしている私立学校の振興発展のため、また、保護者の皆様の負担が軽減されるよう、財政支援の強化や教育施設整備の充実に一層の努力を続けて参る所存である」と挨拶した。
最後に、吉田晋日本私立中学高等学校連合会会長が、「今、子供たちが大事と言う言葉をいろいろなところで耳にする。実は来年2020年は大学入試制度が変わるが、その動きは非常に遅く、このままでは、子供たちが迷子になってしまうのではないかと危惧している。子供たち一人一人が思考力、判断力、表現力を身につけられるよう教育しなければいけない。保護者会の皆様のお力が日本の教育を変える力がある。是非、我々中高連と共に協力して、優秀な人材を育成し、グローバル社会で国として人として世界に通用する人づくりをしたいと考えているので、ご協力をよろしくお願いしたい」と述べた。
この他、安倍晋三自由民主党総裁の祝文が披露された。

来賓紹介

文部科学副大臣             浮島 智子 様 (総会)
自由民主党団体総局長          井上 信治 様 (交流会)
福岡県副知事              大曲 昭恵 様 (総会)
福岡県議会文教委員会委員長       渡辺 勝将 様 (総会)
福岡県私学振興議員連盟会長       川端 耕一 様 (総会)
日本私立中学高等学校連合会会長     吉田  晋 様 (総会・交流会)
九州地区私立中学高等学校協議会会長   添田 昌邦 様 (総会・交流会)
福岡県私学協会会長           八尋 太郎 様 (総会)
熊本県私立中学高等学校協会会長     上田 祐規 様 (総会)

功労者表彰

功労25名、特別功労6名が表彰され、受賞者を代表して、本会副会長を務めた大阪府の堀向克己様に感謝状と記念品が授与された。堀向様から、「右も左も分からない私に、公費支出の公私間格差是正、保護者の教育費の軽減、私立学校における経常費助成の拡充等の方策について門傳会長はじめ先輩役員の皆様にご指導賜り活動させていただいた。大きな船に乗せていただき一緒に活動できたことは誇りであり、心から感謝申し上げる。私学に通う生徒のために日私学保連の事業を今後とも積極的に推進されたい」と謝辞が述べられた。

令和元年度総会

開催県福岡県の合屋会長と次期総会開催の福島県の大竹会長を議長に、議事が進行された。
①事業報告・決算報告
門傳会長から平成30年度事業報告、山本副会長から同決算報告、辻監事から会計監査報告が行われ審議の結果承認された。
②事業計画・予算
門傳会長から令和元年度事業計画(案)、山本副会長から令和元年度予算(案)について説明があり、審議の結果承認された。
③役員の異動
異動のあった役員について、補充が行われ新任の役員が門傳会長より紹介され、承認された。
④令和元年度青少年育成研修会、令和2年度総会・研修会について 
青少年育成研修会は中国地区(島根県)で本年10月31日・11月1日、令和2年度総会は、令和2年7月9・10日東北地区(福島県)で開催することが確認された。
新役員紹介

⑤総会決議
白澤副会長(東北・岩手県)が「本会は、今後とも、日本私立中学高等学校連合会等の私立学校団体と一体となり、私学助成や就学支援金制度の拡充運動を推進するとともに子供たちの健全育成や安全を図りながら私立学校教育の充実発展に寄与する」と決議文を読み上げ、満場一致で決議された。

講演Ⅰ

日本私立中学高等学校連合会吉田 晋会長より、
「新しい時代の初等中等教育の在り方について」
と題し、大学学入学者選抜改革、英語の民間検定
試験活用問題、政府の教育再生実行会議が提言し
た高校普通科改革、通信制高校の質保証など教育
改革の最新動向や課題などが報告された。

高校生徒部活発表

福岡大学附属若葉高等学校「津軽三味線部」の皆さんによる迫力ある演奏が披露された。

交流会

福岡県私立中学高等学校保護者会の中園裕介副会長の司会進行の下に、主催者を代表し日私学保連門傳会長の開会の挨拶、開催県を代表し福岡県保護者会の大賀裕一副会長の歓迎の挨拶の後、来賓を代表し、九州地区私立中学高等学校協議会の添田昌邦会長から挨拶の後、日本私立中学高等学校連合会の吉田晋会長の乾杯ご発声により、和やかな交流会の膜が開いた。途中、急遽、公務の中駆けつけてくださった自由民主党団体総局長の井上信治先生から、「自民党は私学団体の皆様と一貫して私学振興に取り組んでおり、私立高校の実質無償化や私立中学校生徒等への授業料軽減等の私学振興施策を積極的に推し進めていきたい」と挨拶があった。
開催県代表挨拶
大賀裕一 福岡県保護者会副会長
来賓挨拶
井上信治 自民党団体総局長
来賓挨拶
添田昌邦 九州地区私立中高協議会会長
乾杯
吉田 晋 中高連会長
会旗引き継ぎ
福岡から福島へ

講演Ⅱ

新西靖斉 太宰府天満宮禰宜
新西靖斉 太宰府天満宮禰宜
太宰府天満宮禰宜の新西靖斉氏が、「神社のおはなし」と題し、神棚の祀り方に始まり、神社の名称によるご祭神別の神社数、太宰府天満宮の成り立ちや詳細、地方行政組織である太宰府の歴史などをわかりやすく解説された。

臨地研修

希望者を対象に、太宰府天満宮参拝と九州国立博物館の見学が行われた。

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